靴職人のひとりごと
当たり前にあるということ
11月6日、7日と静岡県御殿場市で行われたCreemaさん主催のイベント「Yamabiko fes」の
マルシェスペースに出展してまいりました。
今回はゆっくりゆっくり車で静岡まで向かいまして。
で、当然といえば当然なのですが、静岡県に入ったらどこからでも富士山が見えるんですよね。
普段見慣れない関西の人間としては本当にびっくりで。
富士山がバックにあるというだけであらゆる景色が特別な景色に見えてしまうものです。
イベント会場も音楽ステージのバックに富士山がドーンとありまして、
とても素敵な景観でした。
そんな富士山ですが、地元の方からすると当たり前で、す日に溶け込んで
意識しないと認識しないくらいのレベルと聞きました。
そんな話を聞いていて思ったのが今の自分の状態のことで。
当たり前のように靴職人として暮らしているものの、改めて考えてみると
こうして好きなことをして、好きなところへ行って何年も途切れず注文をもらい続けている状態って
とても幸せなことだなぁと。
技術や知識がしっかり根付いたからこそ靴職人として暮らすという状態が当たり前に感じるのかもしれませんが、
たまには今の状態を俯瞰で見て、自分がどういう経緯、思い、どんな方々に支えられてこの場に立っているのかを見直すことも大事だと思いました。
そんなことを再感させてくれた「Yamabiko fes」、ライブも野外イベントも本当に久しぶりだったのでめっちゃ楽しかったです。
来年もぜひとも開催して欲しいものです!